●作り方
- むき栗は、小さければそのまま、大きければ1個を2つか3つにきり、30分くらいつけてあく抜きをする。
- 米は洗って、30分水につけておき、同量の水に、塩、しょうゆ、酒、みりんを分量どおりと、栗を加えて普通に炊く。10分~15分蒸らす。
- 器に盛ってから、ユズの皮の細切りを散らすか。ユズの皮をおろし金ですりおろしてふりかけてもよい。
- 栗の皮むきの方法
- 湯の中に2~3時間つけておくと、鬼皮が柔らかくなってむきやすくなる。
- 軽くゆでてから、いったん冷凍する。それを少し解凍したところでむくと渋皮もきれいにむける。
- 栗の保存方法
集荷したての栗を2~3日放置すると白い粉をふいたようになります。それは鬼皮と渋皮の間に産み付けられた虫の卵が、幼虫になって活動を始めたためです。そこで次の処理を行っておくと虫が死んで安心して貯蔵できます。
- 短期貯蔵(温湯処理方法)
(1) 2リットルの水を鍋に入れて火をかけ、水温が75度~80度になれば、栗1キロを素早く入れる。火を弱くして80度以上にあがらないように注意して1分間浸漬したら水を切る。(水量対栗の量、水温、時間の厳守)
(2) 栗の表面が乾く程度に陰干しをし、貯蔵は穴をあけたビニール袋で冷蔵庫へ。
- 冷凍貯蔵で年中おいしく食べる方法
(1) 収穫した栗を0度に近い温度の冷蔵庫で4~6週間冷蔵する。(その間に糖含量が3~4倍になる。)
(2) 最も甘くなったところでマイナス25度以上で冷凍貯蔵する。(大変甘いまま貯蔵)
(3) 嘱するときに冷凍したまま圧力釜で沸騰してから10分間蒸したあと、自然に圧力を抜く。(甘くおいしい蒸し栗になる。普通に蒸すと舌触りが悪く、味も落ちる。)(兵庫県から特許申請中)
- 最もおいしい栗の食べ頃
栗は集荷したあと、糖度が増していくので上記の短期貯蔵で処理したあと、4~6週間冷蔵したものが最もおいしい甘みを持った栗となる。そのとき、栗ごはんやゆで栗、その他に使うと最高である。
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