えだまめドットささやまjp まめマメ通信


何故ある黒枝豆販売解禁セレモニー!?
目先の利益より本物にこだわり 旬のものを旬の時期になによりほんものを
  
解禁セレモニー風景

解禁セレモニーは地元篠山だけでなく、阪神間でも開催しています。篠山市のマスコットキャラまるいの、まめりんもキャンペーンレディと一緒に広報します。

枝豆

枝付きの枝黒豆は、お土産としても最高の一品。
 旬を感じさせる食べ物は、篠山地方には数多くあります。中でも丹波黒枝豆はみのりの秋を感じさせる極上の一品です。全国にいる丹波黒枝豆のファンは、この季節の到来を待ちわびています。
 黒大豆は穀類であるのに対して枝豆は野菜です。野菜から穀類へと変わろうとするその瞬間が丹波黒枝豆の旬の時期です。この期間でも味わいは日々変わっていきます。黒枝豆には甘味とこくがありますが、日が経つにつれ甘味から濃くへと移り、芳醇さが増します。どの時点が良いかはひとによって変わってきます。

 旬の食べ物というだけに食する時期は限定されます。人気が非常に高いだけに、この食べられる期間を少しでも長く延ばしたいと思うのが人の常です。品種改良によって収穫時期を早めたり、黄色くなり、ぎりぎりまで枝豆として売ろうとするものも出てきます。しかし、品種改良によるもの(早生と呼ばれる)は、味覚の上で、どうしても本黒(丹波黒大豆をいう)には及びません。また、黄色くなってしまうと野菜としての甘味を失っています。結局食べたひとが「丹波黒枝豆といってもこんなものか。聞いていたのとは全然違う」ということになってしまい、丹波黒枝豆の評判を落とすことになってしまいます。
また、本末転倒なことに時期をずらすことで味で一段落ちる早生が本黒より高く取引されるという現象まで見られました。
また、早生の植栽は場所、時期を区別しない本黒との混在を進めることになってしまいかねません。種の保存という観点からは共存できません。
 篠山では、目先の経済効果よりも丹波黒大豆の名声をとることにしました。早生品種の推奨を止め、食する期間を決めました。10月5日頃に「解禁日」を設定して、オープニングセレモニーを開催することで生産者及び販売者に周知しています。
2016年10月販売解禁セレモニー風景
2016年10月販売解禁セレモニー風景
大山スイカ
真夏の特産!大山スイカ
篠山市観光情報