丹波黒大豆は･･･
古くから丹波篠山では黒大豆が栽培されてきました。江戸時代篠山藩主であった青山公が、時の将軍に黒大豆を献上したところ、非常においしく体にもよいとお褒めにあずかったという話も残っています。
丹波黒は大粒で丸く表面に白い粉がふいたようになっているのが特徴です。また、煮るとだ円形の大粒になり皮は破れにくく肉質もやわらかく黒光りし、見事な煮上がりです。この良質の丹波黒は、篠山特有の昼夜の激しい気温差と粘土質の土壌が好条件となり作られています。たんぱく質脂肪をはじめビタミンBI・B2なとの栄養価も高く肝臓・循環器機能にも薬用があり、咳止めにも効果的です。近年は、他産地で多く栽培されていますが、やはり篠山産のものは名実ともに日本一です。
大豆を食べよう～小さな粒に秘められた栄養・健康パワー～
黒大豆料理大集合の発刊に際し
2004年1月21日、篠山の特産である黒大豆を広くPRしようと、黒大豆を使った料理コンクールを行いました。これは男女共同参画社会の学習会を重ねる篠山市農村女性組織連絡会の各組織が協力しあって開催しました。全２５点の黒大豆を使った料理が集まり、参加者全員で３賞を投票形式で選びました。作成しましたパンフレットにはその３賞を含む合計８点の黒大豆料理を掲載しています。たんぱく質、脂肪、ビタミンなど栄養価の高い篠山の黒大豆を「マメ」に食べて、達者に暮らしましょう！
黒大豆料理集
篠山市農村女性組織連絡会とは・・・
農業の大切な担い手である女性は、これまであまり表にでることがなく、裏方として陰で農業を支えてきました。近年、男女共同参画社会基本法が施行され、政策への女性参画や農村女性の自立についての活動が注目されています。篠山市では2003年７月に兵庫県女性農業士・女性農業委員・生活研究グループ・ＪＡ女性会の代表者で構成された「篠山市農村女性組織連絡会」を発足しました。今後の活動内容は、男女共同参画に関する意識改革のための研修会の参加、農業委員や市の審議員などの女性委員登用活動、組織間での情報交換・意見交換などです。篠山の元気で明るい農村女性を目指して活動していきたいと考えています。
◆発行
篠山市農村女性組織連絡会
事務局：篠山市農林振興協議会
篠山市生活研究グループ連合協議会：丹波県民局パワーアップ事業
◆お問い合わせ
篠山市農林振興協議会事務局
兵庫県篠山市北新町41番地
電話：079-552-1111
FAX：079-552-2090
篠山市・篠山市農業委員会事務局
丹波ささやま農業協同組合・兵庫県篠山農業改良普及センター
