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丹波黒大豆はこうして丹波篠山の代名詞になった!
漫画「美味しんぼ」が全国へ普及した契機のひとつに
  
黒豆畑
篠山地方では、粘土質の土壌と、昼夜の激しい温度差が好条件となって、古くから良質の黒大豆が栽培されてきました。
黒豆
粒の大きさ、つやは右にでるものがなく、煮上がりの味のよさは抜群です。また、いくら煮ても皮がむけないのが特長です。
edamame(枝豆)は、インターネット上では最も有名な日本語のひとつになっています。
枝豆の中でも丹波黒枝豆は全く次元の違う美味しさを誇っており、数ある丹波篠山原産のなかでも多くの熱烈なファンをもっています。
芳醇でこくのある甘味を持つ黒枝豆は、普通の枝豆では味わえない味覚で一度食べればやみつきになります。
もともと篠山の農家が特産の黒大豆を少しだけ枝豆として食べていたものを1980年代半ばから味まつりのイベントに出し、農協もコープなどに一部出荷するようになりました。
1988年兵庫県北摂、丹波の祭典 ホロンピア’88に出荷すると人気は爆発し、たちまちにイベントの目玉的な存在になりました。
続いて漫画「美味しんぼ」でこの黒枝豆が紹介されると全国に知られるところとなりました。鮮やかな緑色の枝豆という先入観をもったお客さんが、お店で出された黒ずんだ枝豆が、「腐っている」と腹を立て、主人公の働きで実はそれが丹波黒枝豆で店主のお客への思いやりであったことがわかるというストーリーです。

丹波篠山というとかつては「山奥」と「デカンショ節」というイメージでしたが、今や丹波篠山というと第一に「黒豆」と答える人が多くなりました。
丹波黒大豆は、お正月の高級素材というイメージがありますが、その成分から健康食品として注目を集め、様々な加工食品も作られています。
黒枝豆は、野菜から穀物に変わるわずかな期間(10月の2,3週間程度)にだけ味わうことができます。文字通り旬を味わう食べ物です。
秋、旬の味を求めて丹波篠山は多くの観光客であふれかえります。伝統の味まつりをはじめ、市内各地で食をテーマにしたイベントが行われます。
デカンショから黒豆へイメージは変わる
販売解禁セレモニー
黒枝豆販売解禁セレモニーは
なぜやるの?


苦労豆と呼ばれる黒豆
苦労豆と呼ばれる黒豆
大山スイカ
真夏の特産!大山スイカ
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